コミケにはカタログが必須

コミケにはカタログが必須

コミケットの参加者は男性女性どちらが多いのでしょうか?!コミックマーケットの公式調査によると、参加者の年齢の中心層は中学生~30代ぐらいまででしたが、開催回数が増えるごとに平均年齢は上昇傾向になっていて、平成25年(2013年)8月のC84サークル参加者のデータでは、サークル代表者の平均年齢は男性が31.24歳で女性32.5歳となっています。

そして男性と女性の比率では、平成22年(2010年)8月のC78の調査によると、一般参加者では男性64.4%そして女性が35.6%となっているので男性の比率が高くなっていますが、サークル参加者になると男性が34.8%、女性65.2%とサークル参加者は女性の比率が高くなっています。その一方で、平成20年(2008年)の2月にコミケ準備会が公開した資料の【コミックマーケット、とは何か?】では、一般参加者は女性57%で男性は43%。そしてサークル参加者でみると、女性は71%と男性が29%となっているので、この当時の準備会での結論は「世の中の認識とは異なっていて、女性の参加者が多い」としています。それから約10年が経過した平成25年(2013年)8月のC84サークル代表者の内訳では、男性が43%と女性が57%と依然として女性参加者の方が多くなっていますが、以前より男性が増えていることがわかいります。

カタログと見本誌

コミックマーケットにはとても多くのサークルが参加するので、手ぶらの状態で会場にきて目的のサークルを探すのは、かなり難しいことです。会場も広く、そしてとても混雑しているので、手ぶら状態で目的のサークルを探し当てるのは、かなり厳しいのでコミックマーケット準備会では、毎回参加する各サークルの紹介と、サークルの配置の紹介を兼ねた冊子「コミックマーケットカタログ」を刊行しています。カタログの印刷は、毎回共信印刷が担当しています。参加するサークルと配置は、いつも同じということではなく毎回違っているので、カタログの内容も対応する回だけに適用されています。

カタログを買おう

開催の1ヶ月ほど前からコミックマーケット準備会のほかに、大手書店や同人ショップなどの通販などで販売されています。また一部会場内でも、コミケットスタッフでカタログは販売されているので、当日でもカタログを入手することはできます。

カタログの巻頭には、コミックマーケットへの参加に関しての諸注意事項が掲載されていますが、諸注意事項は読みやすいように、毎回漫画形式で作成されています。そして巻末には、投稿コーナーの「まんがレポート:MR」が掲載されています。この記事は、前回のコミックマーケットに実際に参加した人たちから一コマ漫画形式で募集した意見や感想を、その話題ごとにまとめたものになっています。

まんがレポートは読み物として、読者からの人気を集めています。そして参加者のマナーの向上や問題提起、そして疑問の解決などにも一役買っています。その他には、読み物としてカタログに掲載される記事には前回の開催内容を紹介する「アフターレポート」、コミケ準備会からの告知やアンケートへの返答を行う「コミケットプレス出張版」、コミケの諸事情を風刺したDr.モローのショートコミック、コミケビギナーのためのアドバイスコーナー「Comi-Navi」などがあります。

またカタログには、毎回必ず白地図様の会場内の配置図が折り込まれていますが、開催会場が有明に移転してから東京ビッグサイト東ホール用のものが色違いで2枚になっていて、表が1・2・3ホールそして裏が4・5・6ホール分、また西ホール用のものが1枚(裏表同じ分)用意されています。参加者は、この白地図に目当てのサークルの場所に印をしたり同行者と待ち合わせの場所を記入したりと、各々で自由に利用することが出来ます。

カタログは数万にいもわたるサークルを紹介するため、カタログのページ数は1000ページ以上にも及びます。そして本文には、特製の薄い用紙の日本製紙製「ヘンリーコート R-50」が採用されていますが、それでもカタログ全体の厚さは数センチで、重さは数キロに達します。そしてより厚い月刊漫画雑誌などより重いのは、サークルカットの刷り上がりが最適になるよう採用している用紙の性質によります。とにかくぶあつくて重たいカタログを会場内で長時間に渡って持ち歩くことを考えて、綴じ部分からザックリとカッターナイフで切り分けて、カタログを分けている人たちも多くいます。分厚いということもあって、C48とC52の時には、コミケ準備委員会側でもカタログを開催日ごとに分冊化して発行してみるということも試みていましたが、開催日に対応した冊子のうちのどれからが売れ残ってしまうといった問題点が解決出来なかったため、分厚くてもそのままの従来どおりの1冊にまとめての販売するスタイルへ戻りました。

かつては、開場した後にしばらくすると会場内のゴミ箱からカタログを拾うこともできました。ところが今ではほとんど全てのゴミ箱に、会場の清掃業者が常駐しています。そして捨てられたものを分類そして管理しているので、会場内のゴミ箱からカタログを拾うのはほぼムリになりました。その一方で、以前から有志たちで行われてきたカタログのリサイクルが、近年になると準備会で公式に行われるようになっています。準備会スタッフで回収された中古カタログは、当日販売用に用意された新品のカタログが売り切れた場合に限って、「森林保護募金の協力者への謝礼」という形で配布されています。ただし、新品カタログが売り切れの場合のみになるので、販売されている場合の配布はありません。