「コミケ」のサークル参加は抽選です

「コミケ」のサークル参加は抽選です

「パナシェ!」のメンバーは、ユニットを組む前からそれぞれコミケで大人気のコスプレイヤーでした。大人気のコスプレイヤが集まって、「パナシェ!」を組んだといったほうが良いかもしれませんね。その「コミケ」は世界最大規模のイベントになっていて、毎年8月と12月の年に2回開催されますが、夏はだいたい8月15日頃の旧盆にかかる週末に開催されて、12は御用納め以降から大晦日にかけて主に3日間開催されています。8月に開催されるのは「夏コミ」、12月に開催されるものは「冬コミ」と呼ばれています。ゆうに80回を超えるコミケですが、回を重ねるたびに大規模になって大規模になれば当然一般にもひろく「コミケ」の存在が認知されるようになりました。

コミケに参加したい!!

なんと、2013年の夏コミ「コミックマーケット84」では、東京ビッグサイトを3日間の借り切った状態でサークル参加者数は驚きの約3万5000スペース。そして一般参加者数は59万人にも上りました。コミケ準備会がサークル参加者に提供するブースは不足した状態になっていて、いくつかの特例を除いてはブースは書類審査と抽選で選ばれています。このコミケに参加するための応募は、だいたい50~70%程度が当選となって、残りは残念ながら落選という形になります。

抽選が原則です

サークル参加するには、申し込みサークル数に会場スペースがぜんぜん追いつかない状況がここずっと慢性的に続いているので、参加するには抽選が原則になっています。

当選率はどうなっているのでしょうか?!「COMIKET PRESS」という広報誌では、人気ジャンルになると人気の高さということもあって、申込みもとても多くなってしまいます。そうなると当然ながら若干ではありますが当然率が下がってしまいます。その反対に、申込みが特に少なくてジャンルで申し込みをしたサークルが1つだけだったというケースでは、当選率が高くなる傾向にあるとなっています。このようにすることで、落選してしまうことで、ジャンルの存亡の危機を招かないための主催者側からの配慮になります。

また、3回以上の連続でこれには夏だけや冬だけといった申込みまでも含めて、抽選で落選してしまうと、次の申し込みでは救済措置で優先的に当選することができますが、もしそれが人気が高いジャンルの場合には、連続で4回以上も落選してしまうことがあります。そして落選が書類不備での落選したケースでは、この救済処置を受けることは出来なくなってしまいます。

ジャンル「学漫」の場合、その当時に代表だった米澤さんの指示から、かるめの書類の不備であればパスするほど当選率が高いといわれていますが、もし申込書に学校名が記載されていない場合には、これは書類不備扱いになるので、容赦なく落選になってしまいます。ちなみに、書類不備での落選が最も多いジャンルの一つだということです。また同一校で、複数の「学漫」サークルがある場合は、一方は落選します。そうはいっても学生数の多い大学などで、大学が複数キャンパスを持つような場合はキャンパスごとにサークルが当選しているので、臨機応変に対応しているといえます。

書類不備にならないためにも、しっかりとサークル参加申込用紙に記入するに限りますが、これがまた参加申込用紙に記入する事項が多くなっていて、おまけに開催ごとに変更される点も多くなっています。そのため「正確に申込用紙を記入したサークル」と「書類に不備があるサークル」を明確に区別して扱うというコミケの方針があるため、参加ジャンルを問わずに書類不備での落選はかなりの割合を占めています。

ところが2000年代の以降になると、コミケ3日間開催日程の回であれば実質の当選率はかなり上がってるので、毎回書類の書き方にさえ注意をはらえば、80パーセント以上の当選を見込めるようになっています。霊を出して見ましょう!例えば、2004年夏のC67では当選率が68%。そして不備で落選は20%。抽選で落選12%となっているので、書類不備を除いた申込の実に85%が当選になっていることになります。その逆に、2日間の開催の時には書類不備を除いても、まだ4割程度は落選となっていて2004年冬のC68では当選率が49%で、書類不備での落選が20%、そして抽選で落選29になっているので、書類不備を除いた申込の62.8%が当選ということになります。

コミケに参加するときに、大手サークルなどが申し込みをする場合は、致命的な書類不備などがない限りほとんどフリーパスだと言われています。抽選免除が公にされているのは、コミックマーケットの母体になった「迷宮」だけです。そして免除ではなく「永久スペース提供」と表現されていますが、これが公になったのも母体ゆえの特例だと言えるでしょう。一般的なサークルの抽選も無作為抽出という方法ではなくて、申し込みをした時の内容が考慮されることが「COMIKET PRESS」などで明らかになっていますが、そのため時には当選するサークルの偏りが指摘されることもあるのもこれまた事実です。

作業期間の関係もあって、「夏コミ」に比べると「冬コミ」の方がより書類不備の基準は厳格になっています。例えばジャンルを間違えて申し込んだ場合に、「夏コミ」の場合なら正しいジャンルに配置してくれることもありますが、「冬コミ」の場合にはバッサリと落選になってしまう可能性が高くなっています。特に開催日の違うジャンルと間違えた場合には、配置作業は開催日ごとに並行して進めるためフォローが困難という理由から基本的に落選になってしまいます。

逆に過去に不正行為を行ったり、サークルスペースを確保したのに参加しなかったり、そして参加したにもかかわらず頒布物がなかったようなサークルはそれ以後の開催で強制的に落選させられることがあります。過去には、コミックマーケットスペシャル開催妨害を理由で永久追放になったサークルも存在しています。ただし、異論を排斥しない理念を掲げているので、この永久追放は最後の手段と位置付けられているので懲罰的に落選させられたサークルであっても、ほとんどの場合は救済措置の適用は受けるといわれているので、申込みをして最低でも4回に1回は参加できることになります。

ジャンルが二次創作物の場合には、申込が原著作物の発表以前の場合には基本的に落選にります。この理由は、たとえ事前情報が出回っていたとしても「作品を鑑賞してからこそ、そのパロディでファン活動ではないのか?」という方針があるからです。あくまでもケースバイケースになっているので、例外的に原著作者本人によるものが当選する可能性もあります。

企業ブースでは、一般企業が次々に参入しているということもあって、コミケで人気のメディアファクトリーも作戦したりということがあります。企業ブースにも抽選があるので、こればかりは抽選というルールの下で行われている以上仕方のないことです。